2025.04.21
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神前神楽 青葉の舞(芝祐靖作曲 宮田まゆみ作舞 2007年)
仙台にある大崎八幡宮の御鎮座400年記念して芝祐靖が作曲、宮田まゆみが作舞した曲で、2008年に初演されて以来、大崎八幡宮の外で上演されるのは今回が初めてとなります。
曲は音取、破、道行乱声、急、退出音声からなり、「破」の神楽歌は男声的に力強く、「急」の神楽歌は軽快に宴のさまをイメージしたもの、その間には行軍をあらわす雅楽合奏「道行乱声」を配するという変化に富んだ曲調となっています。
神楽歌には、初代千代藩主である伊達政宗公が仙台の末長い繁栄を願って詠んだ和歌
「入りそめて 国ゆたかなる みぎりとや 千代(ちよ)とかぎらじ せんだいのまつ」
が歌われます。
舞は4人の女性によるもので、今回は大崎八幡宮の巫女さんと伶楽舎員が共に舞う予定です。
社殿彫刻の鶴が刺繍された「狛鉾」の装束と同系の美しい装束に天冠をつけ、手には真榊や花束を持って舞う舞姿にどうぞご注目ください。