2016.09.26
演奏会
伶楽舎にとって武満徹作曲「秋庭歌一具」は特別な曲です。演奏者29人、演奏時間も50分を超える大曲ですが、これまでに国内外で何度も(24回も)演奏させて頂いています。この、伶楽舎と「秋庭歌一具」の深い関係は、実は伶楽舎音楽監督・芝祐靖の「秋庭歌一具」にかける思いに端を発して、展開してきたものなのです。
初演以来、「秋庭歌」の演奏に関わってきた芝祐靖には「秋庭歌一具」にかける強い思いがありました。「秋庭歌一具」に魅せられ、長年務めていた宮内庁楽部を辞してフリーになろうと決意した経緯や、「秋庭歌一具」の曲の魅力を、国立劇場のインタビューに答えて語っている記事がありますので、ご覧下さい。
(2011年9月10日、国立劇場開場45周年記念9月特別公演「十牛図と秋庭歌一具」に際して。)