2021.04.10
演奏会
篳篥独奏のための「愣(りょう)」(芝祐靖作曲1988年)
篳篥の独奏曲というのがほとんどなかったころに、芝祐靖が作曲した最初の篳篥独奏曲です。「篳篥の持つ二つの顔、荘厳性(宮中御神楽)と妖惑性を表現しようと試みた」と作曲者が記しています。「篳篥は異国的音色により、とかく敬遠されがち」だった篳篥の表現力を追求した曲です。