2016.11.25
演奏会
伶楽舎が初めて「秋庭歌一具」を演奏したのは1994年のことです。
1994年9月24日、八ヶ岳高原音楽祭で伶楽舎だけでは演奏者が足りず、多くの方にお手伝い頂き「八ヶ岳秋庭歌雅楽合奏団」という名前で演奏しました。
何しろ、伶楽舎としての初めての「秋庭歌一具」、それも八ヶ岳高原音楽堂というすばらしい場所での演奏に、感動でいっぱいでした。この時、武満徹さんに聴いて頂き、終演後、親しく交流させて頂いたことを懐かしく思い出します。
武満さんに聴いて頂いたのは、翌年、1995年10月13日、明治神宮内苑の野外ステージでの演奏が最後となりました。
あれから22年!
伶楽舎は今回も精一杯、渾身の力と心を込めて「秋庭歌一具」を演奏いたします。
<写真>
アサヒグラフ1994.10.28号「”祈りと音楽”テーマに彼岸の音楽祭」p.82
(朝日新聞社・承諾書番号A16-1731)無断転載を禁ず